新しい家に着いて、荷物を運び終えて、やっとシャワーを浴びようとしたら……お湯が出ない。
引越しでよくある失敗が、この「ガスの開栓の予約忘れ」です。

電気や水道は、手続きさえしておけば入居した日から使えることがほとんどです。でもガスは、係の人が家に来て、立ち会いのもとで開栓する決まりになっています。予約が埋まっていると、何日もお湯が使えないこともあります。

この記事のまとめ
  • 電気・ガス・水道の手続きは、引越しの1週間前までが目安
  • ガスの開栓は立ち会いが必要。予約を忘れるとお湯が使えない
  • 電気は、当日にブレーカーを「入」にするだけで使えることが多い
  • 1社ずつ連絡するのが面倒なら、まとめて手配できるサービスもある

電気・ガス・水道、いつまでに何をする?

申込みの目安立ち会い当日やること
電気1週間前まで原則いらないブレーカーを「入」にする
ガス1週間前まで(混む時期は早めに)開栓は必要立ち会いで点火確認
水道3〜4日前まで―水が出るか確認

それぞれ、今の家の「停止」と、新しい家の「開始」の2つを申し込みます。どれもWebで申し込めるところがほとんどです。

以下は、東京電力エナジーパートナー・東京ガス・東京都水道局の案内をもとにした例です。お住まいの地域の会社によって細かい扱いは違うので、契約している会社のページも確認してください。

ガス:開栓の立ち会いを予約する

いちばん気をつけたいのがガスです。

  • 開栓(使いはじめ)には立ち会いが必要です。係の人が家に来て、点火の確認と安全についての説明をします(東京ガス)。本人でなくても、家族や管理人さんなどの代理人でも大丈夫です
  • 立ち会いがないと、ガスを使いはじめることができません
  • 閉栓(使い終わり)は、原則として立ち会いはいりません。ただし、オートロックの建物などでメーターのある場所に入れないときは、立ち会いが必要です

東京ガスは「約1週間前までの申込み」をすすめています。3月上旬〜4月上旬や月末・月初は申込みが混み合う時期です。この時期に引越すなら、早めに予約しましょう。

開栓は引越し当日か翌日に

引越し当日は、荷物の搬入で忙しくなります。ガスの開栓は、荷物が落ち着く当日の夕方か翌日に予約しておくと、その日の夜からお風呂に入れます。

電気:当日はブレーカーを入れるだけ

電気は、原則として立ち会いはいりません(東京電力エナジーパートナー)。
申込みをしておけば、引越しの当日に次の手順で使えるようになります。

  1. ドライヤーなど、熱が出る電化製品の電源が切れていることを確認する
  2. 分電盤のブレーカーを「入」にする
  3. 電気がつかないときは、電力会社に連絡する

今の家を出るときは、安全のためにブレーカーを「切」にしておきましょう。

電力会社は、2016年4月から自由に選べるようになっています(資源エネルギー庁)。引越しは、電気の契約先やプランを見直すのにちょうどいいタイミングです。

水道:3〜4日前までに連絡

東京都水道局は、引越しの3〜4日前までに、使用の開始と中止を申し込むよう案内しています。アプリやWebのほか、電話でも申し込めます。

新しい家で水が出ないときは、水道メーターの手前にあるバルブ(止水栓)が閉まっていることがあります。反時計まわりにいっぱいまで回してみてください。

水道は市区町村ごとに窓口が違います。別の市区町村へ引越す場合は、今の家と新しい家の、両方の水道局に連絡します。

1社ずつ連絡するのが面倒なら

電気・ガス・水道は、それぞれ別の会社に、「停止」と「開始」を申し込む必要があります。インターネット回線も含めると、連絡先は5〜6か所になることもあります。

引越しの準備で忙しくて手が回らないときは、電気・ガス・水道などの手続きを、1回の申込みでまとめて手配してくれるサービスを使う方法もあります。この記事の最後で紹介しているので、気になる人は見てみてください。

まとめ

  • 電気・ガス・水道は、今の家の「停止」と新しい家の「開始」を、1週間前までに申し込む
  • ガスの開栓は立ち会いが必要。当日の夕方か翌日に予約しておく
  • 電気は、当日にブレーカーを「入」にすれば使えることが多い

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電気・ガス・水道と同じころにやっておきたい手続きです。

ほかにどんな手続きが必要かは、家族構成や持ち物によって変わります。下の診断を使うと、あなたに必要な手続きを期限つきで一覧にできます。

参考:東京ガス「ガス・電気の開始や停止のお手続き」/東京電力エナジーパートナー「引越しのお手続き」/東京都水道局「使用開始・中止について(お引っ越しの手続)」/資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」