引越したあとも、しばらくは前の住所あてに郵便物が届きます。
郵便局に転居届(転送届)を出しておけば、旧住所あての郵便物や荷物を、1年間、新しい住所へ無料で転送してもらえます(日本郵便)。
届け出てから転送が始まるまでには日数がかかるので、引越しが決まったら早めに出しておきましょう。
- 転居届を出すと、旧住所あての郵便物等が1年間・無料で新住所に届く
- 登録まで3〜7営業日かかるので、引越しの1週間前までに出すのが目安
- 出し方は「e転居(スマホ・パソコン)」「ポスト投函」「郵便局の窓口」の3つ
- 転送期間は「届出日から1年間」。転送開始日からではない
- 「転送不要」と書かれた郵便物は転送されない
転送届はいつまでに出す?
日本郵便によると、転居届を出してから登録までに3〜7営業日かかります。営業日で数えるので、土日や祝日をはさむと、さらに日数がかかります。
引越しの日から郵便物を新しい住所に届けてもらうには、引越しの1週間前までに出しておくと安心です。
転居届には「転送開始希望日」を書く欄があり、転送はその日から始まります。早めに出しておいても、引越しの前から郵便物が新しい住所に送られてしまう心配はありません。
転送期間は「届出日から1年間」
転送してもらえるのは、届出日から1年間です。転送開始希望日からではありません(日本郵便)。
たとえば、引越しの1か月前に転居届を出すと、実際に転送してもらえるのは、引越し後の約11か月ということになります。早すぎる届出は、そのぶん転送期間が短くなると覚えておきましょう。
1年が過ぎると、旧住所あての郵便物は差出人に返されます。もう一度転居届を出すと、さらに1年間延ばすこともできますが、日本郵便は、なるべく差出人に新しい住所を連絡するよう案内しています。
転送はあくまで「つなぎ」です。銀行、クレジットカード、保険、通販サイトなど、郵便物が届く先には、転送期間のうちに新しい住所を届け出ておきましょう。
転送届の出し方は3つ
| 出し方 | 特徴 | 本人確認 |
|---|---|---|
| e転居(Webサイト・郵便局アプリ) | スマホやパソコンから24時間申し込める。最短5分 | 本人確認済みの「ゆうID」でログイン |
| ポスト投函 | 窓口などにある転居届に記入し、専用封筒でポストへ(切手不要) | 本人確認書類の写しを同封 |
| 郵便局の窓口 | その場で提出できる | 提出者と、転居者のうち1名の確認書類を見せる |
e転居(スマホ・パソコン)
いちばん手軽なのがe転居です。日本郵便のWebサイトか、郵便局アプリから申し込みます。
申し込むには、本人確認済みのゆうIDでログインする必要があります。ゆうIDを持っていない人は、e転居の手順に沿って、新規登録と本人確認から進めます。
ポスト投函
郵便局の窓口などに置いてある転居届に必要事項を書き、本人確認書類の写しをつけて、付属の専用封筒に入れます。切手を貼らずにポストに投函できます。
本人確認書類として使えるのは、次のようなものです(日本郵便)。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 各種健康保険の資格確認書
- 運転経歴証明書
- 在留カード・特別永住者証明書
郵便局の窓口
運転免許証やマイナンバーカードなどの確認書類を持って、郵便局の窓口で提出します。
窓口では、提出する人に加えて、転居する人のうち1名の本人確認があります。提出する人と転居する人が違う場合、転居する人の確認書類は写しでもかまいません。
転居届は、引越しする家族の名前を「転居者氏名」の欄に書いて提出します。家族のうち1人だけが引越すときも、その人の名前を書けば転送してもらえます(日本郵便)。
届け出たあとに確認されることがある
転居届を出したあと、日本郵便が本当に引越したかを確認することがあります(日本郵便)。
- 日本郵便の社員が現地を訪問する
- 本人が不在なら、同居している人などに確認する
- 旧住所あてに確認書を送る(窓口で本人確認と旧住所の確認ができた場合は送られません)
転送されない郵便物
封筒などに「転送不要」と書かれた郵便物は、転居届を出していても転送されません。差出人が「この住所に住んでいなければ返してほしい」と考えて出しているものだからです(日本郵便)。
「転送不要」の郵便物も新しい住所で受け取れるように、郵便物が届く送り先には、新しい住所を直接届け出ておきましょう。
うまく転送されないときは
転居届を出したのに、郵便物が旧住所に届いてしまうときは、転居届の「お客さま控」を用意して、近くの郵便局に連絡します。転居届の受付状況は、控えに書かれた転居届受付番号で確認することもできます(日本郵便)。
まとめ
- 転居届を出すと、旧住所あての郵便物等が1年間、新住所に無料で届く
- 登録まで3〜7営業日かかるので、引越しの1週間前までに出す
- 転送期間は届出日から1年。早く出しすぎると、そのぶん短くなる
- 「転送不要」の郵便物は届かないので、大切な送り先には住所変更をしておく
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同じころにやっておきたい手続きです。
- 引越しのやることリスト【時期別】:ほかに何をすればいいか、全体を確認したいときに
- 転出届はいつから出せる?:同じく1〜2週間前に。マイナンバーカードがあればオンラインでも
- 引越しの電気・ガス・水道の手続きはいつまで?:これも1週間前までに。ガスの開栓は立ち会いが必要
- 免許証の住所変更はいつまで?:引越し後に。本人確認書類として使うことが多いので早めに
ほかにどんな手続きが必要かは、家族構成や持ち物によって変わります。下の診断を使うと、あなたに必要な手続きを期限つきで一覧にできます。
参考:日本郵便「転居・転送サービス」/日本郵便「引っ越すので郵便物や荷物を転送したいのですが、どうすればいいですか?」/日本郵便「転居届を提出してから何日後から転送されますか?」/日本郵便「転送期間は?」/日本郵便「転居届で転送されない郵便物等はありますか?」/日本郵便「4人家族のうち1人が引越しする場合、転送できますか?」